血糖値を整えるメリット

■血糖値を整えるメリット6つをご紹介します！

１、痩せられる
脳には食べ過ぎを防ぐ満腹中枢があります。
食べてカロリーのなるのは、「糖質」「脂質」「タンパク質」の３大栄養素。糖質とタンパク質には満腹中枢が反応しやすいので食べ過ぎないが、
満腹中枢は糖質への反応が鈍いので、過食⇨肥満に至る。脂質とタンパク質が多い唐揚げはすぐに満腹になるのに、糖質はラーメン＋丼ご飯でも余裕で完食できる理由。
満腹中枢が過食にブレーキをかけるのでラクに痩せられると言われています。

２、若々しくなる
食後高血糖が起こると、体内では知らない間に糖化という反応が進みます。
糖化とは身体を作るタンパク質（正確にはその構成成分であるアミノ酸）に、体温で血糖がくっつく現象です。
肌の張りや弾力を保つタンパク質（コラーゲン）で糖化が進むと、シワができやすいと言われています。
同時に、糖化した部分では褐色に変色するメイラード反応が進み、シミも大きくなってしまいます。
糖質の適性摂取でコラーゲンを守り、メイラード反応を避け、肌を若々しくキープしましょう。

３、がんリスクが低下する
日本人の２人に１人は生涯で一度はがんになり、３人に１人はがんで死ぬ時代です。
老若男女を問わず、がんに対する準備は常にしておく必要があります。
食後高血糖を放置すると、糖尿病に陥る可能性が高くなり、糖尿病になると、がんリスクが約20%も上がるというデータも出ています。
食後高血糖によるインスリンの過剰ば分泌、酸化ストレス、血糖値スパイクなどが、がん細胞の発生と関わりがあると言われています。
がん対策の基本は血糖値の適正な管理が必要になります。

４、メンタルが安定する
食後高血糖後、追加分泌されたインスリンで血糖値が下がりすぎると、一時的な低血糖（反応性低血糖）に陥ります。
血糖はエネルギー源として必要不可欠なので、急な低血糖は良くない状態です。
血糖をいちばん使うには脳なので、血糖を節約するために機能を絞る防衛反応が起こり、結果的に眠気が生じたり、イライラや集中力の低下が起こったりします。
食後高血糖をセーブできたら、日中の眠気、イライラ、注意散漫などが無くなりメンタルが安定します。

５、メタボが防げる
メタボ（メタボリックシンドローム）とは、内臓脂肪でお腹が出過ぎるとほど太る内臓脂肪型肥満であり、「高血糖」「高血圧」「脂質異常症」が2つ以上重なったものです。
心臓から血液を運ぶ動脈が硬くなり、血液の固まりが詰まりやすくなる動脈硬化の原因因子です。
日本人の死因上位を占める心臓病と脳卒中は、ともに動脈硬化から生じる。食後高血糖が防げたら、内臓脂肪型肥満も高血糖も回避でき、「メタボ」「心臓病」「脳卒中」のトリプルリスクが低下します。

６、脳も若々しくなる
ある調査では30歳代の約半数が終活を意識しているとデータもあります。
しかし、先に備えたいのは「認知症」です。
65歳上の高齢者６人に１人は認知症です。
血糖値スパイクのように血糖値の上下が激しくなるほど、認知機能テストの成績は悪くなるという結果があるように、食後高血糖を抑えると認知症予防につながります。
一説によると、食後高血糖で過剰に分泌されるインスリンは、脳内で認知症を招くアルツハイマー病の一因であるアミロイドβの分解を妨げると言われています。

以上のように「血糖値」を整えると様々なメリットがあります。
血糖値を抑え整えるためには食生活も重要ですが、『運動』もとても大切です！

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